スノーボード(スノボー)技上達の秘訣。Tボードの魅力を語る。

Tボード-スノーボード、オフトレの2輪スケートボード  
ホーム > Tボードの魅力に迫る > 飯田フサキのTボード体験レポートvol.2
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スノーボードオリンピックチームに採用された2輪スケボー
   


技

このTボードを最初に購入する際に、誰でも最初に迷ってしまうのは「ロングタイプのボードにするのか?ショートタイプのボードにするのか?」というところではないだろうか。実際、自分もひじょうに迷って、最終的にはフリーライディング重視でロングボードを選んだ。
今回はショートボードを体験したので、そのレポートをお届けしよう。ロングからショートに変更して戸惑い、その特性などを紹介するぞ。

●レポーター・プロフィール
飯田房貴

元プロ・スノーボーダー。現在はスノーボード専門誌のハウツー・モデル、ハウツー・コラム執筆(名称ハウツー天使)、ハウツー・ディレクター、撮影者としても活躍。スノーボード歴は20年になり、その間、スノーボード普及につながるコーチング活動やハウツー製作活動を行っている。筆者監修の、SNOWboarder's websiteは年間ページビュー237万ページ以上の人気サイト。ハウツー、ギア、インタビュー、コラムなどスノーボーダーにとっては必要な情報が満載されている。


http://www.dmksnowboard.com/
FUSAKI IIDA

Tボード体験レポート・バックナンバー
vo.1「Tボード=スノーボード日に!」

vo.2「ショートボード体験!」
vo.3「ラバーウィールとウレタンウィール」
vo.4「新デッキT-002の世界を堪能!」
vo.5「カナダ公認イントラ・メソッドで上達しよう!」

 

  最初に自分がロングボードを選んだ理由

ロングとショートがあると知った時、どちらにするか迷った。そこで、事前に試乗ライドしていたウチのスタッフ・ミノル(注:スノーボードJSBA全日本選手権SBX出場選手、その他、専門誌にギア原稿を執筆)に相談すると、「ターン・メインならロングでしょう。BXの良い練習になりましたよ!」という回答を受けた。まあ、自分はフリースタイル的な滑りも大好きだけど、とりあえずターンできなければ話にならならんだろ?という気持ちでロングを選んだ。実際、ロングボードを乗ってみて、このTボードの滑走感を早く感じれたのではないか、と思う。長い分、取り回しは難しいのかもしれないが、安定感があるので自分のようなTボード初心者には良かった気がするのだ。だけど、そろそろショートもトライしたくなったので、今回のコラムを書く機会にショート・ボードにトライすることにした。


  ロングにあったウィールをショートに取り替える

今まで使っていたロング・ボードにあったウィール・パーツをショートに乗り換える。ちょっとこういう時には、ナーバスになる。それは新しいボードに対してではなく、ギア・チャンジのことだ。自分は子供の頃から機械オンチなところがあり、プラモデル組み立ても苦手な男だった。それでも一応、高校は機械科に行っているのだけど、当時は普通科の種目がまずまず良くて、機械科の種目内容はほとんど全滅という状態だった。さすがにスノーボードは20年間やっているのでバインディング調整なんてのはやれるけど。



あっけないほど簡単だった、ウィールの取替え。こういった些細な部分の作りの品質の高さに製作者の気持ちが伝わるようだ。

だけど、よくよくTボードを見たら、前輪後輪それぞれのパートで、4つのネジを外すだけという構造だった。
だけど、オレはここでも安心しない。というのも、スノーボードで以前にあった症状を思い出したからだ。バインディング締めの時に、4つある内の3つのネジをきちんと締めたにも関わらず、最後のネジがちょっとズレていてうまく閉まらない、ということがあったのだ。それで強引に最後のネジを締めるのだけど、うまく締まらなくてネジ山を壊すという自体に。安い家具でもそうだけど、一気締めをすると、最後のネジがうまく締まらないというのはよくあること。
だから、今回はそうならないように全部一気に締めるのではなく、まずは慎重に4つ軽めに締めることを心がけた。だけど、ここでいつもの自分の悪いクセが出てしまう。「そんなチマチマ閉めるのも面倒だ!」とばかりにネジをしっかりと奥まで閉めて行ったのだ。というのも最初にネジを締めた感覚が非常に良く、何か製品の質の高さを伺わせたのである。だから、自分の感に頼り一気締めをしたのである。そうしたら、些細な心配がバカらしいほど4つのネジをきちんと締めることができた。そう、これは簡単。この手の機械オンチの女性やネジ締めを苦手そうなひ弱な女性でも間違いなくできるものだった。



  初めてのショート・ボード


初めてのショート・ボードに戸惑い。その最中、近所の犬がワンワン吠えるし、ちょっと困った。

ウィールも付け替えて、いよいよショートボードに乗ってみようという段階。最初、どう乗るべきか?ちょっと考えた。だけど、もうこれは乗るしかないでしょう!ということでスケーティングから乗ることにした。だけど、ロングにあったような安定感がやや落ちたようで、うまくスケーティングができなかった。それでも、なんとか軽めのスケーティングの後、ボードに乗ることができたけど。

ショートボードは軽やかには感じた。だけど、安定感は弱くなった。いつもロングで味わっていたカービング感覚もあるにはあったけど、もう1つ楽しめなかった。まあ、最初だから仕方ないだろう。最近、日本に行っていたりして忙しく、Tボード自体に乗ることもなかったし。
その後も2、3度トライしたがどうもスケーティングが難しいのだ。ボードの長さが8センチ違うだけで、こうも感覚が変わるのだろうか。うーん、不思議だ。そこでボードを並べてみることにした。


よくよく比べてみると、大きな違いは前後輪のウィールとウィールの長さのホイールにあった。

よく見てみると、ウィールからトップ部分とテール部分の長さはほとんど同じだ。違うのはフロント・ウィール(前輪)からリア・ウィール(後輪)の間の長さが違うのだ。
「ふーん、このホイール部分の長さの違いで乗り心地が違うものなのか?」
さらによく見てみると、ボードのシェイプも違うのだけど、なんと言っても乗り心地の違いはこのホイールの長さに間違いないだろう。確かにホイールが短くなったことで、ボードの取り回しがやり易くショート・ターンが容易となったと言えるが、どうもライディングの安定感が欠けるのである。
この企画、本当は「ショートにはこんな乗り心地があっておもしろい!」という意図でやったのだけど、これではダメだ。そこで、新たな作戦を立てた。

 


  有名スノーボード・フォトグラファーがトライ!



北米雑誌で活躍するフォトグラファーのショーン・ヒュース。スノーボードもうまいだけに、かなり期待したのだけど・・・

ウィスラーというのは、スノーボード界のハリウッドのようなところで、石を投げれば有名ライダーたちや業界人に当たる、というところである。ウチの近所にも、うってつけの人物がいたのだ。その男は長年スノーボードのバックカントリー・シーンで撮影を続けている男で名前をショーン・ヒュースと言う。それで電話したらうまい具合にいたので、すぐに家まで来るように伝えた。バックカントリーでガンガン10キロ以上のカメラ機材を担いで滑る男なだけに、この手の横乗りものはお手のものだろう。コイツならショート・ボードをうまく乗りこなせるのでは?

まずショーンにはロング・ボードを試してもらった。ロングがうまく乗れなきゃショートは乗れないだろう、と思ったのだ。それで、実際やってみたら、この野郎はスケーティングから戸惑っている。こんなところでつまづいていたら、ショートでの華麗なライディングやトリックを決められないじゃないか!まあ、考えてみたら、オレも最初はうまくスケーティングできなかったから仕方ないのだけど。


ライディング中にボードをグラブする技を見せてくれたが、とてもショートにトライしてもらう気にはなれなかった。

何度かやっている内にターンはできるようになった。調子に乗って走りながら、楽しそうにボードをグラブをしている。だけど、どう見てもまだオレより下手くそで、とてもショートを乗りこなすようなレベルではない。

「ショーン、お前スケートでオーリーできる?」
「うん、できるけど、まだこのTボードではできないよ。」
まあ、そうだろうな、と内心オレも同意しながら、さらにショーンは、
「だけど、これは良いスノーボードのクロス・トレーニングになるね。だって筋肉の使い方だって同じだからね。ウィール自体の幅をもっと広くしたら安定するのかもしれないけど、いやいやそうするとこのボードの滑走感が出ないね。」

ほんのわずかしか乗っていないのにこのTボードの意図などをわかったのは、さすがだと思った。確かにTボードはこの前後2輪であることが、楽しい滑走感を演出しているからだ。

「あと、このボードはサーフィンの感覚にも似ているね。もっと坂道でやったら、楽しいだろうなあ。まだ恐いけど」

コメントはナイスだけど、結局、ショーンはオレが前のコラムで書いたことしか言わない。これでは失格だ。このままでは、企画が不成立ではないか。そこで、オレは第2作戦を立てた。




  有名プロ・スノーボーダーがトライ

オレのようなまだヘボなTボード・ライダーでは、このショートの味わいを堪能できない。Tボード・サイトの動画で見た、あの華麗なフリースタイル・テクニック。自分ではまだできなくても、目の前で見てみたいものだ。そのためには、やはりプロ・スノーボーダーに頼むのがいいだろう。そこで、オレは第2作戦として、ルーブ・ゴールドバーグというプロ・スノーボーダーにTボードを乗るようお願いすることにした。彼は以前、自分がプロデュースしたハウツービデオ浪人でも、スケートを行っている姿を見せている。また、北米の人気ビデオにも登場する有名ライダーだけに期待大。彼ならこのショート・ボードの魅力を体現してくれるでしょう。オレの目の前で華麗なフリースタイルを見せてくれ!

原稿締め切りが迫る5月末、オレは明日の天気予報を雨と知り、「もう今夜やるしかない」という思いでルーブの家に行った。ルーブは食事中だったが、「日が沈む前にお前の華麗なTボード姿を見せてくれ」と頼むと、Tボードに興味を持ったルーブは、すぐにトライしてくれた。

最初スケーティングに戸惑うルーブだが、1本軽く走った後、すぐにチックタックを見せた。

「おお、さすが世界の有名プロ・スノーボーダーだけに飲み込みが早い!」

さらにルーブは次の走りで、いきなりウィリーをやった! やはり横乗りに対するポテンシャルが非常に高いのだ。Tボードと、どんどんお友達になるルーブの姿がとても頼もしかった。
すると、ルーブの家からルーム・メイトの女の子が出て来た。

「私、これ以前やったことがあるわ!ぜひやらせて」

と言って、ルーブからボードを奪い取ってしまった。

「おいおい、この企画はショート・ボードを乗りこなす、というものだから邪魔しないでほしいのだけど・・・」

と思ったけど、まあ、どんな具合にできるのか見ることにした。

「私、実を言うと、スノーボードはレギュラーでスケートはグーフィなのよ。だけど、このTボードはきっとスノーボードのような感覚だからレギュラーね」

と言いながら、トライ。
腰が高くてかなりアンバランスだけど、やる気根性が高いからだろう、1本滑るごとにうまくなっていった。なかなかTボードを返してくれないので撮影にならなくて困った。「いい加減に返しなさい」ということで、ここからいよいよルーブにショート・ボードを体験してもらう。彼ならオーリーを決めてくれるかもしれないと期待が沸く。

自分が最初の1本目にボードの短さに戸惑ったように、ルーブも戸惑った。しかし、2本目からウィーリーを決めるなど、ガンガンに攻める。テールを使うテクニックのウィリーは、きっとオーリーの予行練習に違いない。そして、いよいよオーリー・トライ。しかし、オーリーの蹴る形までは行くが、きちんとボードに乗ることができない。3度トライしたけど、メイクはできなかった。その要因は、オーリーを行うためテール部分を蹴る時に、どうしてもボードの中心ラインで真っ直ぐに蹴れなかったからだと思う。スケートの場合には、4輪のためつま先カカト方向側の安定は強く(注:Tボードは逆に前後バランスは高く、つま先かかと側の傾きによりカービング感覚を楽しめる)、多少蹴る位置がズレていても、うまくボードを蹴れる。しかし、Tボードではしっかりと中心に蹴らないとバランスを崩すのだ。

ルーブも頑張ったけど、仕方ない。ルーブやルームメイトの女の子とか見て、自分もテンション上がったし、再度トライしよう!
やはり、やる気がみなぎっている時は、調子もいい。最初に乗った時の戸惑いはもうなかった。むしろショート・ボードの軽快な操作性が楽しかった。ホイールが短くなったことでターン弧も小さくなるので、山回りして自然停止も楽だった。
しかし、どうもテールを蹴るほどの度胸ができない。なんとか軽くウィーリーまでは行くが・・・。これでは、いつになってもオーリーはできないのでギブアップした。

結局、ショート・ボードならではのフリースタイル・テクニックは見せることはできなかったが、ショートならではの、

1)ショート・ターン
2)軽快なボードワーク
(チックタックが簡単!)

は体感できた。
オレの場合にはスケートでもオーリーができないので、Tボードでやるのは困難だろうけど、ルーブのようにある程度スケートができるスノーボーダーなら、何度かの練習後にできるような気がした。そして何よりTボードの滑走感覚は、スケートとは比べものにならないくらい気持ちよく、これでフリースタイル技ができるようになったら、雪解け季節の寂しさもかなり減るのは間違いないだろう。


スノボー技
世界中のスノーボーダーたちが見ているkidsknowプロダクションのビデオでパートを持っているルーブがTボードにチャレンジ!
  スノーボード技
スケーティングで戸惑ったルーブだが、写真のように後ろ足を背中側から蹴るようにしたらうまくできるようになった。筆者は逆に正面から蹴る方が楽に感じたが。こういった些細なところでもスノーボードのスタイルが出ているようである。
  スノボー技
ちょっとやっただけなのにいきなりウイリーしたのには驚いた。さすがに世界屈指のプロ・ライダー。
スノーボード(スノボー)技
ルーブのルームメイトの女の子が乱入。楽しかったのだろう、なかなか返してくれないのには困った。
  スノボーテクニック
最後の方のトライで見せたルーブの華麗な演技。短時間でこれだけ様になってしまうだけに、きちんと練習したらTボードのプロも目指せそうだ。
  オーリー
オーリーにトライしてくれたが、まだまだメイクは遠かった。しかし、チャレンジしてくれたことに感謝!

vo.3「ラバーウィールとウレタンウィール」





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